「え、育児雑誌で、子どもの耳かきは必要ないって読んだよ?」
「私もそれ信じてたらさ~2歳くらいのときに、なんか耳聞こえてなくない?って耳鼻科行ったら耳栓ばりの耳カスあってさ…それからある程度気にしてるんだけど」
「でも、幼稚園くらいでも耳掃除って怖いよね」
「っていうか子どもが怖がるしね」
「すっごい溜まってるんだろうなあ~…」
目次
最初に結論!幼児の耳掃除には「耳鏡」がおススメ!見えるところレビューします!
最初に結論から言っちゃいましょう。
これ買ってください。その名も「耳鏡」(じきょう)。その形から、「アサガオ」という別名もあります。誰でも購入できるお財布に優しい価格です。
そう、普通ははっきり見えない耳のなかが、この「耳鏡」があることでくっきりはっきり簡単に見えて、なおかつ「どれくらい耳かきを突っ込んでいいのか?」という目安になるんです。
どれくらいハッキリ耳のなかが見えるか、我が家の小2を使って証明いたしましょう…
使用前~まあこんなもんですよネー
耳鏡使用後
これなら、ピンセットでつまんで取れる気がしませんか!?
子どもに「耳鏡」をつかって上手に耳掃除をする方法
すっかり耳鏡に慣れて、おとなしく耳掃除をさせてくれるようになった我が息子たちですが、最初からそうだったわけではありません。使い方のコツもご紹介します。
まずは耳鏡に慣れてもらおう
いきなり「怖くないから!!耳の中見るだけだから!!」と迫ってもそりゃあ怖いですよ…
ということで、就学前の幼児さんたちなら、まずは耳鏡の存在に慣れていただきます。
「これ、お耳のなかをみる道具なんだよ!これで〇〇ちゃんの耳の穴見れたら、耳鼻科に行く回数減るんだ~!まずはどれくらい見れるか、ママのお耳のなか見てみようか?」
ごろりと寝っ転がって、耳鏡でまずママの耳を見せてあげます。
この時、思いのほか力強くグイっと突っ込まれても「痛あー!!」と騒いではいけません。
基本的に耳かきなどと違い、奥までは入りません。安心して身を投げ出してください。
「コレを耳に入れても痛くない」ことをママで学習したら、「交代で見ようね!」
初めての耳鏡はここでストップ。大物が見えても深追いせずに終了して、まずは耳鏡のひんやり感に慣れてもらいましょう。
寝ているときに耳鏡を使うなら
「ウチの息子は眠りが深い!!」という方なら、明るいお昼寝タイムに耳鏡を使うという手もあります。
ちょっとひんやりしますから、寝ているときに突っ込むときは手のひらでしばらく握って、人肌まで温めることを忘れずに~
耳掃除は基本ピンセットで耳垢を引き抜く
いよいよ耳鏡に慣れてきたら次の段階です。
耳鏡で耳カスを確認し、ピンセットでつまんで引き抜きます。
耳かきを使うとどうしても耳に直接触るので、痛がったりびっくりして動いてしまうことも多いのですが、耳カスだけをピンポイントでつまめるのでその心配が少ないんです。逆に言えば、ピンセットでつまめなさそうな小粒は見逃しちゃってください!
なお、この耳鏡には筒の大きさにサイズがあります。
我が家現在小4&小2男子は頭が大きいこともあり、大人と同じ「5ミリ」「Lサイズ」を幼稚園時代から愛用しております。頭が小さい2~3歳くらいの子どもさんなら「M」がおススメ。
ちなみに、「S」サイズ3ミリになると、ピンセットの可動域が小さすぎて不便なのです。
Lサイズの耳鏡にピッタリのピンセットがセットになっても1000円台。一度買ったら壊れる心配もなくずーっと使えます。
注意事項:明るくないと効果がありません!
気を付けたいことが一つ。この耳鏡、外の光を集めて耳の中に届ける仕組みなので、「暗い部屋のなか」では効果がありません。
明るい日中の窓際などなら耳鏡だけで十分良く見えます。
ただ、ちょうどいいタイミングで耳掃除ができるとは限らない…
もう一つおすすめなのが、ツインバード工業(Twinbird)の「TWINBIRD 充電式リビング学習LEDライト デスクライト LE-H318W ホワイト」。画像は開いた状態です。
はじめはリビング学習をする息子の照明のために購入したのですが、懐中電灯と違い手を放して置いて置けること、充電式で電池もいらないということで、多用途に使っています。
耳掃除のときはもちろん、インフルエンザや胃腸風邪で看病中の枕元に置いたり(向きや角度・明るさをすぐに変えられて便利)、停電時のストックにもなりますよ!
こちらはちょっとお気軽にぽちりしにくいお値段(4000円以上)なので、もしよろしければ検討してください!
子どもたちの耳掃除の悩みは2歳くらいからはじまりました…
赤ちゃんの耳掃除は、柔らかいタオルで外側をぬぐえばいい。耳あかは内側から押し出されて自然に出ていくから大丈夫…。
そう信じていました。しかし現実には我が息子の耳のなかは「耳栓」と言っていいくらいにガッチリ耳の形に固まった耳糞が。
決して柔らかタイプではなく日本人に多いカサカサタイプです。
大人のこと考えても、耳カスぽろりなんてせえへんわな…
このときは、耳鼻科でもらった目薬のような「耳カスを柔らかくする薬」を1日2回耳に落として柔らかくして、耳鼻科の先生にすぽっと引き抜いてもらいました。
耳鼻科の先生いわく、「綿棒は幼児の耳には大きすぎて耳カスを押し込んでしまう可能性があるし、本当はピンセットでつまんで取るのがいいんだけど子どもはイヤがって危ないから、無理せず耳鼻科に取りに来て」とのことでした。
でも、正直言って「耳カスのために激混み&ウイルスうようよ」の耳鼻科には行きたくないんですよ先生( ^ω^)…
そして、この時の経験がきっかけで、「耳の中に何か入れられるの恐怖症」になってしまった長男。
なんとか耳鼻科のお世話にならずに、耳を傷つけずに、親もストレスなく耳掃除がしたい…!
そんなきっかけで使い始めた耳鏡での耳掃除。
「うちの子は耳掃除できない…」と諦めているママさん、
「一度でいいからじっくり大物と格闘したい」とワクワクしているママさん、
耳鏡を使って耳掃除、ぜひチャレンジしてください!
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