何歳になっても、「お誕生日おめでとう!」の言葉は嬉しいですよね!
「もう年取ってもうれしくないよ~」なんて言いながらも、お祝いの一言をもらえば「覚えていてくれたんだ…」と誰でもあったかい気持ちになれるもの。
アラフォーのママ友たちも、普段旦那様の愚痴を言いつつ、「誕生日にピアス買ってもらった」なんて時はとっても嬉しそう。
それでも、毎年の誕生日のなかで悩むことも出てきたりします。
「夫婦の誕生日に、みんなプレゼント渡してるの??」
「誕生日のために、どんな一日を過ごしてるの?」
「ヤバい!うっかり忘れてた…リカバリーする方法はある?」
「お祝いなんかしなくてもいいのに…」
目次
結婚後、夫婦それぞれの誕生日の過ごし方は?
独身時代と同じように、お互いの誕生日は大切なイベントとして大盛り上がりでお祝いする…なんて夫婦はやっぱり少数派になってしまうかも。
もちろん、夫も妻もイベントを楽しめるタイプなら幸せですが、仕事や育児など優先すべきことがたくさんあるなかで、時間とお金を大きく使うようなイベントとして誕生日をお祝いすることは難しいですよね。
とはいえ、「大切な人の誕生日は、一緒にお祝いしたい!」という気持ちはずっと持ち続けたいものです。
「やりすぎ」な負担がなく、愛情がきちんと伝わる「バランスの取れた自分たち夫婦の誕生日の祝い方」を見つけて、毎年素敵な時間を過ごしましょう!
「プレゼントをもらうなら誕生日」な夫婦が多数派
誕生日のお祝いと言えば「誕生日プレゼント」。
お付き合いをしているときは完全に別だったお財布ですが、
- 「お財布一つ」で管理していると、結局プレゼント代は家計費に直撃。
- 専業主婦の奥様の「プレゼント代」はどこから?
- 旦那様の「お小遣い」から出すとなると予算は限られる…。
などなど、夫婦ならではのお悩みがあります。
クリスマス、結婚記念日、バレンタインデーなどなどたくさんの「お祝い・記念日」がある中、すべてのイベントでプレゼントのやり取りをするのに十分な家計の余裕があるご家庭は多くはありません。
それでも、感謝と愛情の気持ちを贈り物に込めるなら…
「あなたがパートナーにプレゼントを贈られるなら、いつ贈られたいですか?」というアンケートで断トツの1位が「誕生日」。
1位:誕生日…69%
2位:結婚記念日…36.3%
3位:クリスマス…22.8%
4位:日常的に贈られたい…6.1%
5位:いい夫婦の日…4.4%
年代、結婚歴問わず高い割合を占めています。
注目すべきは「夫婦円満度別」の回答です。
「とても円満」と回答した方の79.6%、「円満ではない」と回答した方でも、38.5%は誕生日に贈り物をしてほしいとのお答えでした。
欲しいプレゼントランキング
同じ調査データに、欲しいプレゼントランキングも紹介されていました!
「Q:あなたがパートナーから記念日に欲しいプレゼントを教えてください。」
【全体TOP10】1位:食事…22.1%
2位:ジュエリー・アクセサリー…19.9%
2位:何でもいい…19.9%
4位:バック・かばん…17.8%
5位:お財布や身の回りの小物類…17.4%
6位:旅行…16.8%
7位:いらない…14.4%
8位:スイーツ
9位:時計
10位:洋服【男性TOP3】1位:何でもいい…25.6%
2位:お財布や身の回りの小物類…16.4%
3位:食事…15.0%【女性TOP3】1位:ジュエリー・アクセサリー…31.4%
2位:食事…29.2%
3位:旅行…25.0%
複数回答可のアンケートにも関わらず、まんべんなくばらけた回答となりました!
夫婦のスタイル別オススメ誕生日の過ごし方
相手が喜んでくれて、自分が無理なく用意できるところに落ち着けるように、夫婦の現状の生活スタイル別に、おすすめな誕生日の過ごし方をピックアップします!
子どものいない新婚カップルなら
時間にも気持ちにも余裕がある新婚時代。
とはいえ、この段階で「お互いに対する期待値」を上げすぎてしまうと、その後の不満につながる「喧嘩の種」になってしまうかもしれません。
結婚してすぐのタイミングなら、お互いの記念日に対する考え方を素直に話し合ういい機会です。
「誕生日のある週末は、美味しい外食のお店を見つけて紹介することにしよう」
「結婚10年目に海外旅行に行けるのを目標に、毎年1万円誕生日貯金をしよう」
「誕生日は絶対にホテルディナー」などと決めてすぎしまうと、当日仕事が忙しかったり、子どもができて環境に変化があったりしたときに柔軟に対応できません。
赤ちゃん育児中の夫婦なら
24時間体制でお世話が必要な赤ちゃんと一緒に暮らしていると、「自分のこと」は後回しになりがちです。
「せめて誕生日くらい、主役になりたい…!」とパパとママ両方が思っているかもしれません。
このタイミングでいちばん伝えたいのは「ありがとう」の気持ちです。
「赤ちゃんをだっこしていてもつけられる可愛いピアスを見つけたよ」
「いつも仕事で疲れているのに夜泣きも付き合ってくれてありがとう。一日だけ、赤ちゃんを実家の母に預けるから、日帰り温泉でリラックスしに行こう!」
お互いとっても忙しい!共働き夫婦なら
育休期間も終わり、フルタイム勤務に復帰した共働きご夫婦や、DINKSカップルまで、お互い忙しい日常を過ごす夫婦なら、誕生日当日にイベントを楽しむのは難しいかもしれませんね。
また、結婚して10年近くたったご夫婦だと、イベントに対する盛り上がりもかけてしまいがちです。
こんな時こそ、「サプライズ」が効果的です。
「ずっと同じお財布を使ってるから、誕生日にもっとおしゃれなお財布をプレゼントするね!」
「パパに内緒で家族みんなでメッセージカードを書いて贈ろう」
ちょっと余裕が出てきた40代~50代ご夫婦なら
「子どもの手も離れて、週末は夫婦二人きりで過ごすことも増えてきた…」
こんなご夫婦こそ、「記念日」をしっかりお祝いしましょう!
「500円玉貯金がやっといっぱいになったから、誕生日のお祝いに人気の観光地に1泊旅行に行こう」
「結婚15周年のお祝いも兼ねて、結婚式をしたホテルでご飯を食べよう」
「毎年のサプライズ」を考えるのは荷が重くなりすぎますが、「〇周年」など意味を持たせることで、「今年だけの特別感」を味わえます。
【忘れる・何もない】誕生日にまつわる夫婦のトラブル解決法
誕生日のお祝いをしっかり用意できるときは幸せ…なのですが、長い期間夫婦として過ごしていると、幸せな誕生日を迎えられないこともあるかもしれません。
日常生活の中で「ついうっかり」「そんなつもりではなかったのに」誕生日に関係してトラブルを発生させてしまった場合の対処法も、念のため確認しておきましょう!
うっかり旦那の誕生日を忘れてた!そんな時は
朝からバタバタと家事をこなし、一日仕事をした後、帰りの通勤電車に飛び乗ってスマホの画面を見たら「あ…今日は旦那の誕生日だったわ…」
お互いに忙しい生活を送っていると、誰しもがウッカリする可能性はありますよね。
こんな時に、「相手も何も言わないし、スルーでいいでしょ…」と放っておくのはやめましょう!
旦那に誕生日を忘れられてた…そんな時は
「誕生日」など、記念日に対するこだわりがもともと少ない方もいらっしゃいますよね。クリスマスやバレンタインデーなどは、周囲も話題にしますし、外出すれば思い出すきっかけがたくさんありますが、誕生日はそうはいきません。
「せめて誕生日の日くらい、お土産でも買ってきてくれたらいいのに気が利かない」
「子どもに『今日、お母さん誕生日だぞ』くらい言ってほしい…」
この時、思っていることをそのまま口に出して相手を責めて「いいこと」はありません!
また、心の中では悲しくて仕方ないのに、それを隠してしまうのもやめましょう。
「そっちが何もやらないなら、こっちもやらないからもういいわ!」
こんなふうにこじれてしまうと、円満夫婦の理想像とはかけ離れてしまいますよね。
「今年、欲しいものがあるんだけど誕生日にお願いしていい?」
誕生日に絡んで喧嘩!仲直りの方法は?
「忘れてた&忘れられてた」以外にも、誕生日に絡んで夫婦喧嘩が勃発してしまうことがあります。
先輩夫婦で起こった誕生日トラブルには、例えばこんなケースがありました。
と言っても、そんなに高価なものをねだっていたわけじゃありません。
『おまえの誕生日にいい店を見つけたから」と言われていたので、久しぶりにヒールを履いて、ネイルもして出かけたら、連れていかれたのは何とサイゼリヤ。
いえ、べつにサイゼリヤが嫌いなわけじゃありません。
もし、「今月ピンチなんだ。毎年行ってるごはん、今年は予算的にサイゼリヤが限界なんだけど、許してくれるかな?」って言ってくれれば、お祝いの気持ちだけでうれしいよ!って言えたのに。
ばつが悪かったんだろうけど変にニヤニヤしながら言われて、「こんな人だったっけ?」って気持ち悪くなっちゃいました
ところが、いつもの焼肉屋さんについたらそこには妻の父母の姿が。
「〇〇くん誕生日だって?ごちそうさせてもらうよ」と言われたけれど、「家族」って言うなら、こっちの両親を呼びませんか?
気を使うし腹も立つし、今年は最悪の誕生日でした!
誕生日は相手の気持ちをいちばん優先してあげたい日のはず。
「良かれと思って」「ほんの冗談のつもりだった」は最悪の展開になりがちです。
相手の気持ちを優先する気持ちがあれば、こんなトラブルは起らないはず。
毎年あるだけに、その後何年も「思い出し怒り」をする(される)ハメになりかねません。
夫婦の誕生日、何もないのはアリ?なし?
先ほどご紹介したアンケートデータ
「Q:あなたがパートナーから記念日に欲しいプレゼントを教えてください。」
をもう一度確認しましょう。
「何もいらない」と回答した方が、全体の平均で14.4%いらっしゃいます。
「夫婦円満度」が高い「とても円満」の夫婦のなかに限っても、8.8%の方が同じように「何もいらない」と回答しています。
ここで問題になりがちなのが、夫と妻の誕生日に対する温度差です。
自分の誕生日に対しても、「おめでとうって言われたらありがとうっていうけど、子どもじゃないんだし、別にそうおめでたくもないよね」という考え方の人はいます。
「そんなにケーキが好きなわけでも普段花飾るわけでもないんだから要らないだろう」
お互いにそう考えているのならまったく問題ありません。
ところが、片方が「誕生日をお祝いしたい&されたい」と考えているなら大変です。このアンケートのように、「何もしなくていい」という方は少数派。自分だけの判断で「なしでよし!」と決めるのはやめましょう。
お祝いしたい&されたい側も、「ひとことおめでとうっていう言葉と、ケーキでも買って帰ってくれればそれだけでいい」と思っていたりするものです。
もちろん、結婚記念日にメッセージを贈るのも忘れなければ完璧です!
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