「なんだか最近旦那が冷たい…」
「ほかのおうちのご主人も、奥さんにこんなに冷たい態度をとるの?」
こんなふうに感じているなら、一日でも早くそんな不安な気持ちは解消したいですよね。
目次
なぜ旦那は冷たい態度をとるの?原因と対処法を考えよう!
「なんでウチの旦那はこんなに冷たいんだと思う!?」というママ友トークや相談を聞いていて、
「それは人としてどうかと思うわ…」という「ほんとに冷たい夫」と
「…それくらいで冷たいって言っちゃう?」という「実は妻が設定しているハードルが高すぎる」
というケースがあることにうっすら気がついたりしたことはありませんか?
自分がどちらのケースに当てはまるのか?
相手の行動を変えるための基本原則とは?
これらを客観的に学ぶことで、一日でも早く「お互い幸せな気持ち」になれるバランスを見つけましょう!
シチュエーション別「旦那が冷たいとき」の対処法
実は、「旦那が冷たい…」と奥さまが悩みがちなタイミングがあります。夫が冷たい振る舞いをしているように「感じてしまっている」理由と、それを解決する方法はそのタイミングによって違います。
まずは「旦那が冷たいと感じやすいシチュエーション別」に対処法をチェックしていきましょう!
新婚なのに旦那が冷たい!
ほとんどのケースで心配いらないシチュエーションの筆頭が、結婚して直後の「新婚なのに旦那が冷たい!」というパターンです。
長い春だったカップルも、出会って電撃結婚をしたカップルも、プロポーズから結婚式までの間は盛り上がりの続くイベントが多数あり、「好き」などの優しい言葉や態度を出しやすい雰囲気があります。
この「盛り上がり」は、普段はないものだからこそ楽しいものですよね。
「新婚」という響きには、この盛り上がりの続き感がありますが、多くの夫側の男性にとっては、結婚後に仕事が変わったり、名前が変わったりすることはありません。
会社で新婚生活について尋ねられたり、会員登録の変更手続きなどをすることも女性に比べれば圧倒的に少ないでしょう。
つまり、夫側は妻側に比べて圧倒的に早く「日常生活」「普通の毎日」に戻ります。
夫としては、やっと二人で落ち着いた生活をスタートできる!という前向きな気持ちであるにも関わらず、妻に「最近冷たい!」と怒られる…。という「?」な状態になってしまうわけです。
そんな時に「結局、釣った魚にはえさをやらないタイプだったのね!」なんて言葉をかけてしまっていませんか?「そんなことを言われるのなら、本当に何もしない方が楽だ…」なんて思わせては本末転倒です。
「結婚式まで、本当に楽しかったけど、男の人はやっぱり大変だったよね、いい結婚式をしてくれてありがとう!」
「やっとゆっくりできるようになったね、しばらく休みもバタバタだったし、ちょっとお家でのんびりしようか!」
→盛り上がりの必要な「わかりやすい優しさ」から、何気ない日常の「いつもある優しさ」を感じ取れるように、妻側にも訓練が必要です!
妊娠中・臨月なのに旦那が冷たい!
日々感じる体の変化、これからの生活への期待と不安、ホルモンバランスの乱れによる感情の揺れに、辛いマイナートラブルまで…。
妊娠中は、人によって「幸せいっぱい」を感じられる余裕がないことも少なくありません。
そんな状況だからこそ、お腹の赤ちゃんの父親である夫には優しくしてほしい!!
その気持ち、とてもよくわかります。
「誰の子どもを妊娠したと思っているの…」
「なんでこんなに辛いつわりを女性だけが感じないといけないの…」
「いつ産まれるかわからないっていうのに、なんで遊びなんかに行けるの…」
「本当にこれから、父親として夫婦で支えあえる相手なの…?」
こんな気持ちになった日が「一日もなかった!」なんてキッパリ言い切れる妊婦さんは、ひょっとしたらいないかもしれません。それくらい、妊娠中には心が揺れ動いてしまうものですよね。
その一方で、父親となる旦那さんの生活は何も変わりません。
知識として、「つわりって大変らしい」とは知っていても、
「誰もが通る道でしょ?(本当は人によって辛さは千差万別)」となりますし、
「妊娠中の不安」を訴えられても、「よし!父親としてしっかり仕事して稼がないとね!」というスイッチが入っているだけに頑張りの方向が奥様と揃いません。
「旦那が冷たい…」と黙り込んでしまうとあとあとまで信頼関係にひびが入ってしまいます。
「船に乗った時の乗り物酔いより気持ち悪いのがもう1週間も続いてるの…」
→妊娠のマイナートラブル・体調不良の辛さは直接理解できません。男性にも想像できるような言葉で「何が辛いのか」説明してあげましょう
「出産予定日から1週間切ったら、終電前のタクシーが呼びやすい時間に帰ってきてね」
→「24時間365日私のことを優先して!」では、旦那様も「現実的じゃないよ…」という気持ちになってしまいます。「それくらいなら、仕事と折り合いがつきそうだな」「確かに、それは自分の力が必要だよね」と納得できる落としどころを提案しましょう
産後なのに家族に対して旦那が冷たい!
無事に出産が終わり、可愛い赤ちゃんをだっこしたら、それまで今一つピンときていなかった夫にも「父親の自覚」が出てきたみたいでとっても優しくしてくれる…と、男性全員がなればいいのですが、そうでもなかったりします。
ママにとっては、毎日少しずつ大きくなるお腹や体動で赤ちゃんの成長を実感しながら受け入れ準備をしてきた数ヶ月間がありますが、パパにとっては「突然現れた!」ような感覚がどうしてもあります。
そのうえ、産後の入院中におむつ替えや入浴指導、授乳のコツなどを教えてもらえたということもありません。
「もっと気をきかせてくれーーーーー!!」と大声を出したいところですが、「気の利かせ方がよくわからん」状態なのに、余計に泥沼にはまってしまうのでおススメできません。
「そういえば、赤ちゃんの写真を撮ってばかりで、パパとの写真を撮ってないな。だっこしてくれる?せっかくだから、パパの笑顔も残しておきたいの!」
→少しでも、「あなたのことを気にしているよ」という意識を向けながら、赤ちゃんに触れ合う機会を作りましょう
「こんなに大変だけど、やっぱり結婚してよかったな。あなたのお母さんもそうだったんだろうね!」
→「大変なんだから!」と伝えるのではなく、「大変だけど、うれしい」と伝えてみましょう。一緒に喜べる瞬間を共有できると、将来のいい思い出になりますよ!
結婚10年たって、旦那が冷たい!
新婚時代、妊娠・出産と乳幼児の大変な子育て期を過ぎて、「ふっと落ち着いてきたとき」に「旦那が冷たいな…」と改めて感じてしまうパターンです。
手のかかる小さい子供が小学生になると、急にぽかっと自分の時間ができるようになります。周囲のママ友も仕事をはじめたり、旦那もちょっと出世していたり。
「ねえねえ、この前テレビでダイエットにいいお味噌汁の紹介していたんだけど、赤みそ売ってないのよ~」
「…お前なあ、そんなことより運動した方が早いぞ」
こんな会話で「冷たい!!!」なんて思っていませんか?
忙しいときは気にならなかったことが、暇になるとあれこれ気になってしまって…というのはよくあるパターンです。
一方旦那の方は、「ここ数年、全部子ども優先でこっちもいろいろ我慢してたのに、いきなりどうした?」と戸惑ってもおかしくありません。
「子どもが大きくなって、少し時間に余裕ができるようになったから、リンパマッサージの勉強でもしてみようかなと思って!やってあげるから手を出して!」
→いきなり「ダイエットする」「エステに行く」など自分のことばかり言いだしても「何を今さら」と思われてしまうかもしれません。まずは自然な形でスキンシップをしてみては?
「日曜日の朝ごはん、子どもがサッカーに言ってる間にモーニングに行ってみない?」
→家のなかではやることがあったり、「1秒でも長く寝たい…」など、ゆっくり会話をするタイミングがなかなか取れなかったりしませんか?子どものいないタイミングで「気軽にさっといけそうな」モーニングやティータイムからはじめましょう!
…もしかして浮気?旦那が冷たい!
ある日ふと、「…あれ?おかしいかも…」と気が付いてしまったら、これまで通りのはずの旦那の何気ない態度が気になって仕方ない。
できればあってほしくないことですが、浮気は「したいと思ってするもの」というよりも、「しちゃった」というアクシデント的な要素も強いものです。
「やっちゃったな~」という程度の浮気の場合は、「冷たい」と感じるよりは、「なんか最近妙にご機嫌をとってくるなあ…?」と感じる人も多いかもしれません。
「女房焼くほど亭主はモテず」は昔から言う言葉ですが、身に覚えのない浮気を疑われてギュウギュウ締め付けられるのも辛いものです。
「ママ友の友達のところが、ママが浮気で子ども置いて離婚だって…考えられないよ…。でももし、私がそんなことになったらどうする?」
→あくまで、「私」がしたらという話し方で浮気からの離婚について話題にしてみては?
旦那が冷たい原因に心当たりがあるときの対処法
先ほどまでご紹介した「よくあるシチュエーション」以外にも、旦那が冷たく感じるときはありますよね。次に、「旦那が冷たくなる原因」に心当たりがあるときにどうするか?についてご紹介します!
まずは素直に謝ろう
よくあるのが、奥様側にも「身に覚え」があるケースです。
- 掃除や洗濯が追い付かず、家のなかが快適な状態とは言えない
- やりくりが上手くいかず、実は貯金がない
- 食事が適当or極端に子どもの好きなものに寄せている
- 家のなかのことだから、とインテリアは自分の好きなものだけ
- 残業があるたびに「え~…」と一言文句を言ってしまう
こんな状態に、夫は冷ややかな気持ちになっている…と言うことは考えられませんか?
「最近、ちょっと家のなかがごちゃごちゃしてて、ゆっくりできなくてごめんね、今度一日しっかりお掃除したいなと思ってて、よかったらその日はスーパー銭湯でも行ってあなたもリフレッシュしてきて?」
→「ここはもうちょっと頑張ろう!」という気持ちを、素直に伝えてみましょう!
あせらず時間に任せよう
「旦那が冷たい」原因が、職場での悩みや疲れ、仕事の忙しさによるものだとしたら、奥様からの働きかけだけではすぐに改善できるものではないかもしれません。
それでなくても外で気を使っていて、「笑顔を無理やり作ると疲れる…」という状態であれば、家のなかでは「八つ当たり」をしてしまいたくなることもあるでしょう。
「今すぐにすべてのことを解決する魔法の言葉かけ」はありません。
旦那様の好きなものを一緒に食べよう
「リラックス」して気持ちを落ち着かせること、落ち着いた状態で一緒にいることを叶えるために、食事タイムを有効に使いましょう。
まずは旦那様の好きな料理を作りましょう!
「昔好きだったはず」ではなく、今の旦那様が好む食べ物をリサーチしてくださいね。
旦那様のストレス解消にも役立つかもしれません!
旦那が冷たい原因に心当たりがないときの対処法
「お給料もちゃんと稼いで、毎日ちゃんと帰ってくるけど、なんとなく昔と違って優しくないんじゃないかと感じるんです…」
これと言って「旦那が冷たい理由」に心当たりがないけれど、なんとなく壁を感じる…というときの対処法です。
こんな時、「なんで優しくしてくれないの?」など直球で尋ねても、状況が改善するのは期待薄。
もちろん、「離婚したいなんて思ってない?」なんて聞き方はNGです。
旦那様の両親ともう一歩仲良くしてみよう
「よい義両親だな」と思っていても、何となく距離を保っておきたくなってしまうのが旦那の実家の親兄弟などの家族や親族。
しかし、逆の立場で考えても、
「美味しいお菓子をもらったから、お父さんに送っておいて」
なんて夫から声を掛けられたらうれしく感じますよね。
自分のことについては、「そんなことしなくていいよ」という夫も、自分の両親に対しての心遣いには素直に受け入れやすいかもしれません。
旦那様が身に着けるものに関心を持とう
最近、旦那様の洋服を買ったのはいつですか?部屋着が伸びていたり、靴下の片方が見つからない状態だったりしませんか?
「なかなかそこまでお金に余裕がない」
そんなことを言いながら、自分だけ新しい洋服を買ったりしていませんか?
「あなたのことを気にかけています」というメッセージを、言葉ではなく態度で表現してみるのに、旦那様の身に着けるものを快適にするのは有効です。
洋服の購入は難しくても、ちょっといい下着を買う、靴のお手入れをきちんとするだけでも気分は良くなるものです。
旦那様とのスキンシップを増やそう
「日常生活で優しくしてもらいたいが、夫婦生活は何もなくていい!」という奥様、増えています。
子育てが忙しくてその気になれない、出産後はそんなことをしている暇があったら1秒でも長く寝ていたい…などなどの理由ですっかりご無沙汰。
実は、男性にとっては「一大事」。それこそ、「奥さんは僕にもう愛情がないんだな」と思われても仕方ありません。
旦那の冷たい言い方に「悲しい・寂しい気持ちになったとき」の癒し方
なにか働きかけをしても、「冷たい」と感じてしまう瞬間がすぐになくなるわけではありません。
旦那様がすぐには変わらなかったとしても、自分自身が「悲しい」「さみしい」と落ち込む気持ちを解消していきたいですよね。
放置して自分までイライラしたり、夫婦喧嘩にまで進んでしまっては大変です。
そのためのポイントを最後にご紹介します!
「あなたのために」を禁句にしよう
「旦那が冷たい」と寂しくなる気持ちの裏側に、
「あなたのためにしているのに。なんで喜んでくれないの?」
「あなたのためにこんなに我慢してるのに。どうして褒めてくれないの?」
こんな気持ちが隠れています。
「あなたのために」は、簡単に「あなたのせいで」に変わります。
「あなたのせいでこんなに苦労をしてるのに」
こんな悲しい気持ちは自分自身のことも否定してしまいます。
「あなたが喜ぶ顔が見たいな」っていう「私のために」やっていること。
こんなふうに考えてみませんか?
「お世話するもの」を見つけよう
王道ですが、ほかに「お世話するもの」を見つけると気がまぎれます。
ペットや植物など、自分の「お世話したい欲求」「自分に頼ってほしい欲求」を満たしてくれる存在を、旦那様のほかにも見つけてみましょう!
笑顔でいられる時間を増やそう
家で一人でいると、笑顔でいられる時間は短くなってしまうものです。
本当に自分が楽しいと思っていなくても、「笑顔」の表情を出すことで、気分を上げる効果があります。
きちんとご飯を食べよう
糖質制限ダイエットブームで、「白いご飯は厳禁!」という奥様、メタボ対策で同じく糖質制限をしている旦那様もいらっしゃるのではないでしょうか。
「脳のエネルギー」を極端に制限すると、幸せホルモンセロトニンの分泌に影響がある恐れがあります。
美味しく、栄養のある食事を取ることは、すべての幸せの基本です。
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